サポート事例【お客様の声】

マクドナルドは外資系フランチャイザーで、雇用や勤務にも厳格な規定があります。それをきちんと守りつつ、当社の労務ルールや、地域性を考慮した柔軟な働き方について、腹を割って相談しながら整備することができるという点で、宮部さんはとても頼りになる存在です。

たとえば、フランチャイザーのルールでは、ほんのわずかでも勤務時間が規定に満たないスタッフに対し、当社には雇用保険を払う義務がありません。
けれど、産休、子育て、介護など家庭のさまざまな事情で退職、休職を強いられたり、勤務時間が限られたりして、規定まであと数時間という従業員が出てくるケースも、現実にはあるのです。
その対応で迷っていたところ、宮部さんのアドバイスは「もう少し長い目で見て加入させたままでいましょう」というもの。

実際にそうしたところ、従業員が会社にとても感謝してくれまして、その後、彼女が再び働ける状況になった際、長めのシフトを自発的に選んで勤務してくれるようになったんです。思いがけないことでしたが、その心意気がうれしくて。
宮部さんのアドバイスは、単に温情的な措置をすすめたわけではなく、労使双方が納得し、幸せになっていけるような方策を考えてくれたのですね。それが会社とスタッフとの信頼関係が深まる結果となり、さすがと感じました。

こうした信頼関係は、社内全体のムードにも大きく影響します。
当社では10代から70代までの幅広い層の方々が、社員、パート、アルバイトと、多様な働き方で店を盛り上げてくれています。その皆さんが、それぞれにやりがいや喜びを感じながら、地域で長く働いてもらうことが当社の願い。宮部さんは、それを十分に理解し、社労士の視点でいつも適切にアドバイスしてくれます。

採用をスムーズにするための秘訣も、折に触れてアドバイスしてもらい、それが従業員の定着につながっているのを実感しています。
さらに、キャリアアップ助成金についても的確にサポートしてもらい、取得申請が可能になるような社内環境の整備を進めることができました。

非常に重要なことなのですが、全国的なフランチャイズでは、地方の1店舗といえども、ちょっとしたミスや対応漏れなどが思いがけず大きな問題に発展し、フランチャイズ全体の信用にかかわる全国的なトラブルになりかねません。
宮部さんはその点もよく理解してくれていて、トラブルを予防するために、時には厳しい指摘もしてくれるんです。「ミスは隠すな」「小さなウソもついてはいけない」「書類の上書きはしない」「“知りませんでした”は許されない」とか…。これはコンプライアンスを常に意識し続けるうえでも、ありがたいですね。
宮部さん自身の絶え間ない学びと、人生経験の積み重ねがアドバイスに生きているのを感じます。

労務の実務に関しては、マクドナルドの日本本社に勤務していた経験もありますので、ある程度勉強し、理解もしているつもりでした。けれど、時代の変化や、めまぐるしく変わる法制度に追いつくには、やはり専門家のサポートが欠かせませんね。

その点、宮部さんは、当社にとって何が一番大切かを正しく判断し、最新の情報や事例を交えて具体的なアドバイスをしてくれる点が非常に頼りになります。来社のたび、聞きたいことをリストアップして聞くようにしているほど。そのたびに的確な返答がもらえるのも、信頼につながっていますね。他の同業オーナーにも「信頼できる社労士」と紹介させていただきました。

お客様に「バリュー」を提供する当社の仕事と同様、今後も当社にとってバリューとなることを提案くださることを期待しています。